一般家庭でも知っておきたい水道の配管工事の基礎知識

■意外と複雑な一般家庭の配管設備

水道の配管工事は家を建てたりリフォームする際に行われます。配管は、シンプルに水を供給する役割を担っていますが、内部の構造は意外と複雑になっています。どのようなシステムで動いているか、ということを把握しておくことによっていざトラブルが発生した場合にも迅速に対応することができます。
水道管は大きく、給水管と排水管に分けられます。給水管は屋外から屋内に新鮮な水を引き込み、配管内部に水を行き渡らせる機能を担っています。屋内で使用し、汚水となった水は排水管に流され、最終的には下水処理施設で浄化されることになります。
一般的に、給水管のほうは水道を流していない時間でも24時間にわたって圧力がかかりつづけるため、排水管よりも劣化や破損が進みやすく、メンテナンスの頻度も多くなる傾向があります。もちろん、排水管のほうも経年劣化の激しい消耗品であり、毎日の暮らしのなかで負担がかかりやすいエリアになります。そのため半年から1年に一度は大がかりなメンテナンスを行い、水漏れやつまりなどのトラブルが発生する確率を極力おさえられるようにしておきましょう。
給水管、排水管とともにおさえておきたいのが元栓の格納場所です。屋内のすべての水道管は元栓によってコントロールされており、万が一トラブルが発生した際にはまず元栓を閉め、水がそれ以上漏れないようにする必要があります。
一戸建てと集合住宅では、元栓の格納場所が異なりますので注意が必要です。一戸建ての場合、基本的には水道のメーターボックスとおなじ場所に格納されていますが、集合住宅ではそれぞれの居室のメーターボックスにしまわれていたり、1カ所にまとめられていたりしますので、あらかじめ確認しておきましょう。

■リフォームで意識すべき配管工事

一戸建て住まいの場合、水道管の配管設備について強く意識するタイミングとしては、リフォームが考えられます。浴室にしてもキッチンにしても、トイレまわりにしても、大がかりなリフォーム工事を行う際には少なからず配管設備にも影響を与えますので、水道管のリフォームについてもあらかじめリサーチしておく必要があります。
一戸建てではここ数年、将来のバリアフリー化にそなえて大規模な配管のリフォーム工事を検討するケースが増えてきています。配管のリフォーム工事の自由度で言えば一戸建てのほうが集合住宅よりも高く、元栓や住宅の構造などを気にすることなく比較的フレキシブルに水まわりの配置を変更することができます。
リフォーム工事を検討するにあたってまず意識すべきポイントは、床下の構造です。一般的な一戸建てでは二重床といって、通常の床の株にもう一枚床をつくり、その間を配管設備のスペースとして利用する、という方式を採用していることが多いです。二重床の住宅の場合は、リフォームの際にも新たに大がかりな追加工事を行う必要がなく、水まわりの位置関係を変更する場合でもスムーズに工事を進めることができます。
一方、二重床になっていない住宅の場合、床下部分にあらかじめ配管設備のためのスペースが充分に確保されていません。リフォームによって水道管の配置を変更するとなれば新たに大がかりな配管工事を行う必要がありますので、時間的、経済的コストがそれだけ上乗せされることになります。
自宅の構造が二重床になっているかどうかは、住宅の図面をチェックすれば確かめられます。リフォームを近いうちに検討している場合は、そちらのほうも一度確認しておきましょう。
集合住宅で水まわりをリフォームする場合、管理会社による許可が必要になることもありますので、リフォーム前に必ず規約を確認し、トラブルが起きないようにしましょう。

■水まわりのリフォームはアフターフォローが肝心!
一戸建てや集合住宅の水道管のリフォームを行う際には、アフターフォローが何よりも重要になります。水まわりは電気系統と同様に構造が複雑なエリアであり、リフォーム後に予期せぬトラブルが発生する可能性も、残念ながらゼロではありません。特に、配管設備そのものの位置関係から変更するリフォーム工事の場合には、作業を行ったことでかえって不具合が顕在化してしまい、水が流れなくなる、水漏れがひどくなってしまう、などのトラブルが起きることがあります。
また、かなり長いスパンをかけてトラブルが表面化してくる、という可能性も考えられます。たとえば、リフォーム直後は順調に水が流れていたとしても、内部ではすでに細かい不具合が進行していて、時間が経過するにつれてトラブルが起きやすくなる、ということが可能性としては否定できません。場合によっては最初のリフォーム以上のコストがかかってしまう、ということになってしまいます。
水まわりのリフォームの際には工事スキルはもちろん、アフターフォローの充実度も考慮に入れたうえで業者をピックアップし、リフォーム後であってもこまめに不具合をチェックするようにしましょう。

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